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- リタッチカラーとは何かが知りたい。
- 何センチまでがリタッチカラーなんだろう。
- リタッチカラーっていくらくらいするものなの。
- 白髪染めのセルフリタッチカラーのコツを知りたい。
今回は、このようなことを知りたい方にこの記事を書いていきます
ぜひ正しい知識を学んでください。
【本記事のテーマ】
【本記事の内容】
・リタッチカラーとは
1-1. リタッチカラーとフルカラーの違いについて
1-2. 何センチがリタッチカラーなのか
1-3. リタッチカラーの相場
1-4. 白髪染めのリタッチカラーのコツ
【信頼性】
僕は現役の代官山美容師です。
僕のお客様は、20代後半~70代まで幅広い年齢層の方がご来店下さります。
特に、30代の女性が多く、本物志向の方を顧客に抱えています。
このようなお客様が多いので、ヘアカラーの知識は豊富で、信頼性につながると思います。
リタッチカラーとは?
1-1. リタッチカラーとフルカラーの違いについて
まずは、リタッチカラーとは何か。
聞いたことはある方も多いと思います。
この話をするためには、フルカラーの説明も一緒にしていきます。
ヘアカラーを以前されていて、毛先の色に合わせて根元をカラーすることを、リタッチカラーと言います。
そしてフルカラーですが、これは逆にフル(全体)カラーというだけあり、毛先まで全てカラーすることを言います。
では、なぜ根元だけのリタッチカラーをする必要があるのでしょうか?
フルカラーをすればいいのではないか、と思いませんか。
その理由を説明していこうと思います。
□リタッチカラーをするときの理由。
- 毛先の色は気に入っている
- 毛先のダメージが気になり、カラーしたくないけど、根元の地毛が目立ってしまう。
- 白髪をなんとかしたい。
□フルカラーをするときの理由。
- 雰囲気を変えたい。
- 毛先の色が明るくなってしまった。
ざっとこのようなことが挙げられます。
具体例。
毎月欠かさず白髪をカラーをしている方は、リタッチカラーがおすすめですね。
どうしても毛先のヘアカラーは褪色してしまいますよね。
そういった方は、このようなペースで、リタッチカラーとフルカラーをしていくといいと思います。
- 4月来店→カット+リタッチカラー。
- 5月来店→リタッチカラーだけ。
- 6月来店→カット+リタッチカラー。
- 7月来店→リタッチカラーだけ。
このようなペースでヘアカラーをしていくと、ダメージが気にならずにヘアカラーをしていけると思います。
このようなデータがあります。
【白髪の対する意識調査/2017年】

参照:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000605.000011414.html
このデータによると、女性は60代、男性40代で白髪への抵抗感が低下するというものです。
つまり、女性は60代、男性は40代まで自身の白髪に悩むことがわかります。
仮に30歳で白髪が増えてきたとすると、約30年間悩み続けることになります。
それだけの長い年月を、いかにうまく白髪と付き合っていくというのは、とても重要なことというのがわかりますね。
1-2. 何センチがリタッチカラーなのか
根元のカラーのリタッチカラーといっても、一体何センチまでをリタッチカラーとするのか、おおよその幅が決まっています。
別の言い方を言うと、何センチ以上根元の染めていない部分があれば、リタッチカラーではなく、フルカラーをおすすめします。
どうしてかというのも、この後に書いていきます。
個人差はありますが、髪の毛というのは1ヶ月に1.0~1.5センチほど伸びると言われています。
つまり、3~5センチというのは、約3ヶ月で伸びる長さになります。
なので、前回のヘアカラーから3ヶ月以内でしたら、リタッチカラーが可能ということです。
【髪の毛が平均的に伸びる長さ】
- 1ヶ月→1.0~1.5センチ
- 2ヶ月→2.0~3.5センチ
- 3ヶ月→3.0~4.5センチ
では、なぜ5センチ以上、根元の染めていない部分がある場合は、リタッチカラーではなくフルカラーがおすすめなのか。
リタッチカラーは、通常根元より少し暗めで染めていきます。
理由としては、リタッチカラーをする際に毛先の髪の毛はすでに色が抜け、褪色しかけている状態のことがあります。
色が抜け褪色すると明るくなっている状態なので、新たにリタッチカラーで染めた部分が褪色しても、毛先の明るさと遜色ないようにするために、少し暗めで染めていくのです。
さらに根元が暗めに染まっているのは、自然な状態でも綺麗に見えます。
こういったことを考えると、根元5センチ以上が暗めに染まってしまうと、全体的に暗めの部分が多くなってしまい、自然な状態で綺麗に見えなくなってしまいます。
なので、リタッチカラーが5センチ以内(3ヶ月以内)の理由なのです。
1-3. リタッチカラーとフルカラーの金額の違い
これはピンキリでしょう。
美容室の立地にもよりますし、今はヘアカラー専門店などもありますよね。
都内でいうと、リタッチカラーの相場としては6000円前後でしょう。
もちろん、お店によっては格安で3000円くらいでやっているお店もあります。
1番の違いとしては、薬剤です。
安い薬剤でヘアカラーをすれば、ダメージには繋がりますが、値段が安くしてリターンを早くする狙いがあるのでしょう。
それに対してフルカラーの相場は、都内だと7000円前後です。
こちらも格安だと、4000円くらいです。
- リタッチカラー相場6000円前後
- フルカラー相場7000円前後
根元だけのリタッチカラーに対して、全体を染めるフルカラーがプラス1000円なのは不思議だと思いますか?
材料費だけで考えると、リタッチカラーの方が利益率が良いです。
ですが、時間で考えるとリタッチカラーとフルカラーというのは対して変わりません。
リタッチカラーを塗る時間は10分~15分です。
そして、フルカラーは15分~20分かかります。
- リタッチカラー時間15~20分
- フルカラー時間15~20分
薬剤を置いていく時間は、ほぼ変わらないので、時間にして5分ほどの差しかありません。
時間というのは人件費です。
人件費では、リタッチカラーもフルカラーもほぼ同じということです。
なので、リタッチカラーとフルカラーで金額の違いがあまりないのは、人件費にほぼ差がないからといっていいでしょう。
1-4. 白髪染めのリタッチカラーのコツ
白髪が生えてくるとすぐ目立ちますよね。
リタッチカラーだけなら、セルフでやってしまおうという方もいると思います。
僕は美容師をやっているので、セルフカラーをおすすめはしませんが、世の中的になかなか美容室に行けないと思いますので、少しでも活用してもらえればなと思います。
セルフの白髪染めリタッチカラーのポイント
①塗る順番が大切。
②置くように塗ろう。
③ティッシュで蓋をしよう。
全部で3つのポイントがあります。
まずポイント①塗る順番が大切。
白髪染めは塗る順番がとても大切です。
白髪というのは、水分を弾く性質があります。
液体のカラー剤も同様で弾いてしまいます。
なので、白髪の多い部分はカラー剤を弾いてしまい、染まりづらい部分ということです。
染まりづらいということは、染まるまでに時間がかかるということです。
つまり、まず初めに塗っていくところは、白髪の多い染まりづらい部分から塗っていくことが大切なのです。
また、白髪が多くなくても、目立ちやすい部分もあります。
例えば、こめかみだったり、分け目です。
この部分も初めに方に、塗っていくことをおすすめします。


次にポイント②置くように塗ろう。
ポイント①で白髪の多い部分から塗っていきましたが、これだとまだ少し足りないです。
なので、カラー剤を塗るというよりかは、上からカラー剤を置くようなイメージで塗るといいでしょう。
コツとしては、ブラシを寝かせてあげることです。


そしてポイント③ティッシュで蓋をしよう。
こちらは、すべてのリタッチカラーが終わったあとです。
おそらく、20分ほど塗った状態から時間をおいていくのですが、この時に白髪とカラー剤がしっかりと密着するように、ティッシュで蓋をします。
こうすることで、白髪がカラー剤に常に接した状態を保つことができるので、しっかりと染めることができるのです。

ポイントを3つとも、抑えることができれば、白髪もしっかりと染めることができるでしょう。
まずは、ぜひご自宅で試してみるのがいいでしょう。
リタッチカラーに限らず、少しでも疑問を感じたら、まずは美容師さんに相談することがいいでしょう。
自分だけで解決しようとするのではなく、一緒に解決してくれる【信頼のできる美容師さん】に相談することが大切です。
今の美容師さんというのは、お客様といつでもコミュニケーション取れるので、いつでも答えてくれます。
年齢を増せば増すほど、そんな一生任せられる美容師さんに出会うことが大切だと、僕は思っています。
まとめ。
・ 1-1. リタッチカラーとフルカラーの違いについて
→リタッチカラーは根元のみカラー。フルカラーは全体カラー。
・ 1-2. 何センチがリタッチカラーなのか
→3〜5センチ以内がリタッチカラー
・ 1-3. リタッチカラーの相場
→都内のリタッチカラー相場は6000円。
・1-4. 白髪染めのリタッチカラーのコツ
→①塗る順番が大切。②置くように塗ろう。③ティッシュで蓋をしよう。
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