こんにちは!
代官山ぼたん美容室のノギワユウマです。
最近は朝も寒くなってきて布団から出るのも辛くなってきましたね。
少しでも朝の準備を短くしたいものです。
髪の毛のスタイリングも1秒が惜しいのが朝です。
寝癖なんてあったら朝から凹みますよね?

寝癖をなくす(少なくする)方法ってご存知ですか?
一番大事なこと。
それは髪の毛を乾かすことです。
特にこの時期は寒くなってきているので、みなさん乾かされる方が多いとは思いますが、ちゃんと髪の毛乾かせていますか?
というのも、意外と半乾きの状態でそのまま寝てしまう方がいるんです。
どうして髪の毛を完全に乾かさないで寝ることがいけないのか?
※ちょっと話が難しくなるので、ご了承ください。
髪の毛というのは、爪と同じでタンパク質で形成されていて大きく4つの結合で形が作られているんです。
そして、結合によって髪の毛の形(直毛やくせ毛など)が決まるんです。
イオン結合…..弱酸性で安定する結合
シスチン結合…..パーマのときに作用する結合
水素結合…..髪の毛が乾いている状態のときに結合
ペプチド結合…..髪の毛の命とも言われる結合。枝毛の原因
水素結合…..髪の毛が乾いている状態のときに結合。
逆にいうと、髪の毛が濡れているときはこの水素結合は切れているんです。
結合が切れているということは、まだ髪の毛の形(直毛やくせ毛など)が決まっていない状態ということです。
つまりこの水素結合がまだ切れている状態のまま寝てしまうと、枕で髪の毛がつぶれた形でこの水素結合が再結合してしまいます。
つまり『寝癖』ということになるんです。

なので水素結合がちゃんと再結合するまで、完全に乾かす必要があるんです。
正直どのくらいが再結合するかというのは、目には見えないのでわからない…..と思われる方がいると思うのですが、手で触って完全に湿り気がないなと感じたら大丈夫だと思います。
ここでポイントなのが、意外と多いのですが乾かしたと思っていても実は乾いていない場合があります。
みなさん毛先はちゃんと乾かせているのですが、根元もちゃんと乾かせていますか?

よく触ってみると特に後頭部の根元が乾かせていない方が多いです。
髪の毛は内側の髪の毛が癖や寝癖がついていたりすると、その上に乗っかる表面(頭の頭頂部付近)の髪の毛にも影響を与えます。
土台が不安定だと全てが不安定になってしまうということです。
これで寝癖をなくす(少なくする)理由がなぜちゃんと乾かす必要があるのか、ということがご理解頂けましたでしょうか?
これで少しでも朝の時短ができると思われたかもしれませんが、実はもう1つポイントがあるんです。
髪も乾かしたし、早く寝よう〜と考えると思うんですがこれが寝癖のつく原因。
なにが寝癖がつく理由なのか?

乾かしたすぐの髪の毛って膨張(膨らんでいること)している状態なんです。
この膨張(膨らんでいること)したまま寝ようとすると、だんだんと時間が経ち枕で髪の毛がつぶれた状態で、髪の毛が冷えてキュッと引き締まってきます。
このときが完全に髪の毛の形(直毛やくせ毛など)が決まるんです。
イメージとしては、マグマみたいな超高温のときはドロドロで形が不安定ですが、冷えてくると岩みたいに頑丈に固まりますよね?
つまり髪の毛もドライヤーで乾かしたすぐは形が不安定で、冷えた状態で固定されるということです。
なので、ドライヤーで乾かした最後に、冷風でしっかりと全体的(特に後頭部の根元付近も)に髪の毛を冷ますことで、寝癖がつきづらくなるという事です!!!
ちょっと長くなっちゃいましたが、ぜひ実践してみてください!
(※髪質のより、この記事の内容で対応できない方もいらっしゃいます。)
参考までに!
では〜
ご予約についてはこちら。
こちらの記事を見てご予約をご希望の方や、気になって頂けた方はこちらをご覧ください。
ご予約方法は、3つの方法から承っております。
ご予約だけでなく、髪の毛のご相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。
※代官山ぼたん美容室では、最後までしっかりとお時間を取らせて頂き、ゆっくりとしたお時間をくつろいで頂くため、ご予約の人数を制限させて頂いております。